Shenye's BLOG

中国広州から更新します。現地ならではの情報他、雑多な内容も伝えられたらと思います。

中国現地採用29歳男が9ヶ月滞在の末思った1つの最適な語学勉強法

こんにちは。Shenyeです。

広州は曇り空に続く嫌な季節です。 しかし気温は高く4月から25度から30度をマークしてます。

さて、私は現地採用で日系企業で働いておりますが、現地採用のくせに 留学経験も無く普通語もペラペラではありません。

事務所では日本語話者の中国人が半数以上いるため、もっぱら日本語でやりとりしております。

「しょうがないよね、言語レベル高い方に合わせた方が色々スムーズだし会社は学校じゃないっておじさん達よく言うし…」という言い訳の元、その環境を全く生かしておりません。

しかし、やはり異国の地で生活する上で語学力は必須。 語学を専門に勉強した事のないズブの素人が、この期間で思った最も最適な学習方法は何か私Shenyeの100%偏見の元にお話したいと思います。

まずは怠け者及び勉強方法の“べ”の字も知らない私がトライした失敗方法の数々を羅列します。

1、「言葉を覚えるなら現地の彼女を作れ」と言われ奔走した私。

はい、今でも奔走中でございます。というかもうそんなに希望してないので休止中です(負け惜しみ)。

これは何を失敗したかと言うと、言葉の表面しか捉えていなかったこと。

彼女を作れば言葉のマスターは早い=彼女がいれば言葉を覚えられるという愚かな 脳内変換。

今思えばプライベートな時間にもアウトプットの時間として設けられるということ。 そうなると、必然的にインプットも増やさなければなりません。

結局比重をどこに置くかで、この本質を理解してれば、極論彼女じゃなくたっていいと思います。 居酒屋やお店の店員、バーで出会う中国人お客さん。形はどうであれです。

私はプライベートは極力一人でいたいため、この策はあっけなく棄却。 可能性があってもいまや自ら避けてしまい音信不通に…。

要は自分の負担にならない程度にやり方は少なくないよということ。

2、異国の地にいれば自然と覚えられるよね!帰国子女とか皆そうじゃない!

これもそんな訳ないとようやく気づきました。(遅)

そもそも居るだけだとその国の言葉の音に慣れてくるだけで、意味も調べなければただの雑音にしかならず、結局は努力をしてボキャブラリーを増やしていかなければ意味ありません。

さらに帰国子女は皆様血の滲むような努力をしてきたと聞きます。

年端もいかぬころに泣きながら毎日勉強したとか…いまそれを私がやっても同じく泣きながらやるだろうな…。

3、とりあえず参考書買いまくって学習に備える…!

これは自制心の塊のような人でないと失敗する気がします。 まさに私がそうで、結局テキストコレクターの称号をほしいままにしただけで、意識が散漫しどれも中途半端です…。

かと言って、学習当初はどのテキストが良いのか分からず、ネットで延々と探し続けた挙句、通販注文して「これじゃねぇなぁ…」となることも多いかと思います。

ネットで検索はどんな本があるか程度にとどめて、購入前に書店に行き中身を一度確認、比較して購入される方が、ある程度リスクヘッジになって良いかと思います。

日本のテキストは価格もバカになりませんし…。

ちなみに今私が学習当初まずは揃えておくとベストだったなと思う書籍ジャンルは、 文法書1冊、検定試験過去問集1冊、リスニング教材1冊です。 私は手当たり次第購入し10冊以上持ってますが、今や2割程度しか使用してません…。

4、今はスマートフォンで空いた時間に学習しやすい!アプリ下载しまくるぜ!

やめた方がいいです。(白目)

参考書と同じでどれも中途半端になるか、いずれ手がつかなくなります。

・アプリは辞書アプリで2〜3個。

・試験対策で1個。

・拼音、発話アプリで1個。

・ボキャブラリー大全集アプリで1個。

と言ったところでしょうか。(十分多いな…)

辞書アプリは経験上、単語が出てこなかったりでそれを補うために2個以上あれば良いかなということで上記個数です。

では、今私が一番効率がいいなと思う勉強法は下記2点です。

1、「急がば回れ」原始的な方法がやっぱり早い。

ちまたで良く「たった〇〇日でマスター!驚異の語学取得メソッド!」なんてありますが、 私のような凡人+怠け者の私は全く合わないやり方です。

あとこのような類は、どこまでのレベルに持っていくか、ビジネス会話程度なのか日常会話程度なのか、さらにそれらの中でも、どの程度のレベルに持っていくのか、いず れにせよ掛ける時間とインプットする時間、それからアウトプットに費やした時間が物を言うので、杓子定規的に〇〇日でマスターなんてことは不可能かと思います。(そもそもマスターなんて永遠の課題)

上記から地道に行うことが却って早くに力がつくと思うので、そのためには…

(1)簡体字と拼音・声調と日本語を書く。

(2)書きながら発声して覚える。

(3)※文法構造も意識して行う。(これは個人的に文法をしっかり勉強した後か、負担になるならやらなくてもいいかと…)

(1)に関しては、①日本語文を書き出す ②10秒間中国語で文章を組み立てしてみる(無理なら諦めてすっ飛ばす) ③簡体字(中国語)で正しい文章を書き出す ④拼音と声調を書き出す。(この時に実際に喋る)

どのテキストにおいても①〜④を繰り返すことで確実に力に…

なってくると思います!(知らんけど!笑)

と言うのも、私もまだこのやり方で始めたばかりで十分に検証していません…

ただ、結局このアナログなやり方が一番良いのではと確証しております。

あとは時間をどう捻出しモチベーション維持をしながら継続できるか、にかかってます。

2、継続が大事

やはり毎日やることが大事だと思います。

古来より言葉なんて毎日使ってなんぼ、表現の幅も広がっていきます。

留学生とか死活問題に関わる人は死に物狂いで大量の時間を捻出し行うのでしょうけど、 そうでない比較的穏やかな位置(?)にいる人は、自分のライフスタイルやメンタルの状態に合わせて時間を確保すればいいかと思います。

また、私のようにメンタルの弱い人も同様で、極端な話今日は5分、明日は休日だから2時間、こんなんでもいいかと思います。

無理をしないことも語学取得には大切かなと思います。特に先行して現地に住んでしまってる私のような人間は、嫌になってしまったら厄介ですからね・・・

その分現実問題として、死に物狂いでやるバイタリティの塊のような人間と比較すると、何倍も会得に時間がかかりますけどね。

〜まとめ〜

「地道にコツコツと継続してやる」 これがやっぱり大事だよねと、かなり遠回りした結果気づきました。

語学はそんなに好きではないけど早く覚えなければと頭掻き毟るよりも、幸い私はそこまでのプレッシャーのない職場にいるため、私のような環境に身を置けてる人はストレス過負荷にならない程度に学習していけばいいと思います。

ただその中でも怠らない方がいいことは、毎日少しでもやること。 ハードルは低くしてもいいじゃないとも思ってます。 結局は人次第です。でも他人と比較しすぎず、そんな自分を許容してやってもいいじゃないとも思います。

語学だけは嫌いにならないようセルフメンタルコントロールは大事かと思います。

※ twitterもやってます。細々と感じたことを呟いてます。フォローお待ちしております。   @BShenye