Shenye's BLOG

中国広州から更新します。現地ならではの情報他、雑多な内容も伝えられたらと思います。

2回転職した28歳が3回目の転職で中国現地駐在をするにあたり取得したZビザについて

どうも。shenyeです。
広州に来て早1週間が経ちました。仕事も相変わらず日本語ペラペラの中国の方におんぶに抱っこ状態です。
現地採用として来ている分、ゴミみたいな語学力を向上させる他生きる道は無いのが辛いところです...前職みたいに駐在員だからと甘くない雰囲気プンプンです笑
 
ところで、“現地で働く”と言う事ですが、何が必要かと言うと「就労ビザ」が必要になります。
通称Zビザと言いまして、1年間居留が許可される代物です。
 
ただこれが近年取得の難易度が上がっているみたいです。
普通に考えれば、国内企業に外人働かせるより自国民を働かせたいですしね。
 
さらに中国ではこの居留許可にあたりランク分けしています。
A、B、Cと3つのランクに分けていて、、、
A → 緑卡を申請でき初回で3年以上のビザ申請が可能とのこと。
B → 学士以上の学歴と2年間の就労期間が最低条件だそうです。
C → あまり詳しくないので割愛。笑
 
ざっとこんな感じです。
 
じゃあZビザ申請にあたり必要な書類は何なのか?と思われます。
それを下記に記していこうかと思います。
 
①健康診断書
これは関東にお住いの方でしたら「中日友好医院」一択だと思います。
場所はJR代々木駅そばです。Wikiみると日本の無償のODAによって165億円で建設されたみたいですね。
ここで「広州で働くので指示うけて健康診断に来ました」といえばサクッと進みます。
これはもうほんと素麺を水に流すかのごとくサクッと診断されます。
料金は確か3万円ちょっとしました。
予防接種受けるか聞かれましたがしなくても大丈夫です。就労ビザの申請に関係ありません。
1週間くらいして郵送されます。レントゲン写真があるのでかなり大きいです。
ちなみに、後日訪問受け取りも選べます。受け取りの場合は郵送料の¥1,000はかかりません。
 
 
②犯罪記録証明書(無犯罪証明書)
これも中々面倒くさい代物です。
まず、お住まいの都道府県警を訪問します。守衛に訪問事由わ伝え中に入り、受付で名前と住所の記載をして指示された階まで行きます。
必要書類はパスポート、招聘書(採用内定通知書)、住所を確認出来るものです。この時指紋を登録させられます。きっちり10本全てです。申請後1週間で犯罪記録証明書が出来ますので再度取りに行きます。
 
次に外務省の証明が必要になので、犯罪記録証明書を外務省へ持ち込みます。
東京メトロの霞ヶ関駅まで行き(当たり前だけど平日)外務省を訪問します。
守衛さんに身分証明証と訪問事由を伝え中に入れてもらいます。
1分くらい歩いたところに専用の窓口があります。
そこで受付のオジ様に「海外で就労ビザ申請するために無犯罪証明書を申請しにきました」と伝えましょう。
この時点で大学の卒業証明書も一緒に持って行きましょう。僕はみなとみらいの公証役場で¥5,000払って公証してから持っていったのに「これ公証役場持って行かなくても外務省で無料で交渉するのに、あなた酷いところにあたったね〜」と言われました。ディウレイセックシー!
 
 
③卒業証明書(学歴証明書)
これでかなり久々に大学に行きました。笑
今は便利で自動発券機があり、そこで当時の学生番号とお金をいれると15秒で出来上がりです。
僕はそのあと当時の研究室の准教授についでに会ってきました。
 
 
④業務経歴書
これが一番面倒くさかった。。。
なぜかというと僕の場合3社経験してしまったがために、3社に対して要求しなければいけませんでした。
受け入れ企業もきちんと教えてくれないもんだから、簡易的な在籍証明書を要求したところ違うと言われ再度お願いして要求しました。
 
どんなフォーマットかと言うと、名前・性別・生年月日・出生地・国籍・パスポート番号・学歴、学歴詳細、所属した会社の会社名・会社名(英名)・設立年・従業員数・資本金・売上額・在籍期間・所属部門・役職・主要業務、所属部門変遷、業務内容詳細(主要どころ箇条書き)
これに下段に自分の署名と日付、さらに所属会社の社印と電話番号の記載をします。
 
ね?面倒臭いでしょ?僕の場合これを×3枚作成しました( ;´Д`)
 
⑤パスポートPDF
スキャンして終わり!
 
⑥写真
証明写真現物で2枚、僕は受入先企業からデータで画素数1024×768(最低)以上で高解像度ほど良いと言われました。
終始電子上のやりとりで現物写真要らないんじゃないの?と受け入れ企業の総務に聞いたら要らないとのこと。それでも何か不安で2枚持って行ったら案の定いるとのこと・・・持って行って良かったと胸を撫で下ろした次第です。
 
⑦労働契約書
受入先企業からWe Chatで送られてきたものを打ち出しでサイン。その後スキャンしてWe Chatで再送付しました。
 
②と③に関しては手に入れ次第中国大使館の認証が必要です。
東京メトロ神谷町すぐの中国ビザセンターへ持っていき認証をしてもらいましょう。
普通申請で4営業日、急行で3営業日、特急で2営業日で仕上がります。
枚数毎に料金は増えて行き且つ急ぎであればあるほど加算されて行きます。
僕は提出期限勘違いして特急申請したので2枚で3万円ほど支払いました。ディウレイセックシー!
 
今回僕は受け入れ先企業の総務が中国側での手続きを全て代行してくれたので幾分か負担は軽かったのですが、人によっては書類を引っさげて一度中国へ渡るそうです。
そうなると書類集めるのだけでうん万円・・・ヒエッ!
 
要請された書類を提出し一安心・・・と言うわけでもなく、これらをひとしきり揃えたら、中国で「外国人工作许可证」を申請しましょう。
これが取得できたら、晴れてZビザの申請ができます。
 
再度東京メトロ神谷町駅まで行き中国ビザセンターでZビザの申請をします。
外国人工作许可证とパスポートを預け申請!ここでまた特急か急行か普通申請の選択ができます。
前回の反省を活かし、今回は余裕を持って普通申請しました٩( ᐛ )و
 
4日後………無事Zビザ取得!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ワーイ
 
あとは各々の原本を引っさげて中国入国!そして現在に至るというわけです!
かなりめんどくさいので確かなスケジューリングと行動力をもってさっさと済ませましょう!